環境プロジェクト

行動できる人を増やすために

環境問題への社会的な関心はグローバルに高まりつつありますが、日本は環境問題への取り組みがあまり進んでいません。
一部、企業の取り組みなどはここ数年で進展してきましたが、個人単位で環境意識をもっている人はごく一部です。

グローバルな気候変動やCo2削減となると、話が大きすぎてひとりの行動がどれだけ役に立っているかをイメージするのは
難しいですが、身近な自然環境に目を向けると行動がもたらす影響を捉えやすくなります。

“身近な自然環境を守るために行動できる人たち”を増やしていくことが、私たちの役割だと認識し活動を進めています。

それを実現するために、スポーツの持つ力を活かしたいと考えています。

ごみがもたらす環境破壊

私たちが活動するのは、九州北部エリアで玄界灘に面した海辺などの自然環境です。
古来より大陸との交流の拠点となっていた地域であり、この海に浮かぶ沖ノ島は2017年に世界遺産として登録されました。

また日本有数の豊かな漁場であり漁師も多く生活しています。
海を挟み、真上には韓国や中国が位置し、海辺には多くの漂着ごみが流れつきます。

ごみは60%が国内、38%が韓国、2%が中国からのものでした(団体独自の調査より)日本のごみについては、発泡スチロールやプラスチックの漁具など海洋事業者からのごみが多く見受けられます。

 

活動内容         

Action for Nature

体を動かすことを通じた環境活動「Action for Nature」を推進していきます。

Action for Natureではランニング、マラソン、フィッシング、アクティビティの4つの軸で活動を進めていきます。

Run for Nature

個人のためから自然のために走るをコンセプトにしたソーシャルアクション「Run for Nature」

海を走りながらクリーンアップする「Run for Blue」

山・川を走りながらクリーンアップする「Run for Green」

この2つにより、ランナーによる環境アクションを促進させていきます。

冒険型マラソンAdventure

Adventureはマラソンの参加が社会貢献につながる新しいスタイルのマラソン大会です。
コース上にビーチクリーンスポットを設け、ランナーによる海辺の環境改善につなげます。

2020年3月15日に第1回大会を開催

Sustainable Fishing

釣りを通じて、子どもたちが自然環境へ触れる機会をつくっていきます。
日本さかな検定協会によると、子どもに釣り経験がある家庭の84%が
環境についての会話を親子でしており、子どもの環境意識向上に有効であるとの調査結果が出ています。
釣り竿や餌の準備はワークショップを通じて、すべて自分たちで行い
釣れた外来種は堆肥として活用することを想定しています。

Activity

これまで実施してきたビーチクリーン活動も継続して行っていきます。
団体単体の活動だけでなく、行政や企業との連携した取り組みを促進させていきます。

寄付で活動を支援するトーエベッサンTシャツ

Tシャツを購入することで海辺の保全につながる「トーエベッサンTシャツ」を販売し、1枚につき700円を若手漁師による環境活動に寄付しています。

漁師による海辺の活動では、船を使って海底にあるごみを除去していくなど、漁師だからできる活動がありますが、燃料代などのコストは大きくなります。
Tシャツ販売を通じ漁師の活動をバックアップしています。

トーエベッサンは宗像の漁師が使う言葉で、大漁祈願・航海安全などの意味が込められています。

トーエベッサンTシャツはこちら>

環境活動のあゆみ         

①2010年〜2014年

・ビーチクリーン

2010年に釣川の河口でクリーンアップ活動を始めたのが改革プロジェクトの環境活動の第一歩です。2012年からは「朝活駅前そうじ」として週1度、駅周辺でのクリーンアップを開始、また環境啓発を目的とした自主イベント「ECO Carnival」を開始しました。2013年からは「外来種駆除ハンター」として、生態系保全を目的とした企画を開始しました。2014年からは宗像市が行うさつき松原アダプトプログラムに参加し、松原の保全を行なっています。

②2015年〜2019年

・Yの字作戦

2015年からは、TOTO水環境基金を活用した「Yの字作戦」がスタートしました。Yの字作戦では「無関心を関心に」を主の目的として、活動フィールドは、海・島・川と広がりました。

活動実績

2010年〜2019年の累計実績

参加人数 1,853人

活動回数 177回

ごみ回収量(2015~2019) 7,714kg

・ビーチクリーン(2010~2014)実施回数:55回 参加人数:495人
・朝活駅前そうじ(2012~2013)実施回数:80回 参加人数:266人
・外来種駆除ハンター(2013~2014)実施回数:3回 
・ECO Carnival     (2012~2014) 活動回数: 3回 参加人数:280人
・さつき松原アダプトプログラム(2014~)松200本の保全
・Yの字作戦(2015〜2019)活動回数:36回 参加人数:812人 ごみ回収量:7,714kg